虫歯
虫歯は歯科で治療する疾患の中で、歯周病と並び、歯科の二大疾患の1つであるほどポピュラーなものです。虫歯とは、口の中の細菌が糖質から作り出す酸によって、歯質を脱灰されて起こる歯の病気のことです。口の中には沢山の種類と数の細菌がいて、いくら歯磨きなどのケアによって清潔に保っていたとしても、それらの菌を完全に根絶することはできません。そのため、虫歯は世代を問わず誰でも抱える可能性がある一般的な病気です。しかし、歯ができたばかりの頃ほど、歯の石灰化度が低いため未成年に多くみられる、という特徴があります。また、未成年は大人に比べるとお菓子やジュースなどの糖分を多く摂取する機会もあるため、虫歯が多い原因にもなっています。一般的に「虫歯」と呼ばれていますが、正しい名称は「う蝕」と言います。
虫歯の治療
虫歯の治療方法は、その進行状況や自分に合ったものなどによっていくつか種類があります。最も基本的な治療方法は、虫歯になっている部分を削り、削った後の穴にインレーと呼ばれる詰め物をするか、削った後の歯にクラウンと呼ばれる人工の歯を被せる治療方法があります。クラウンをとってみても、見た目の問題として白いものから金属のものとありますし、値段も安いものから10万円もするものまであります。これらはそれぞれメリット・デメリットがあるため、自分に合った治療方法を選ばなければなりません。患者さんが少ない診療所なら丁寧に説明してくれる場合もありますが、患者数が多い診療所の場合、1人にかけられる時間も少ないため、詳しい説明ができないことも多いです。虫歯は珍しい病気でもないので、ご自身である程度、自分に合った治療法を調べることもできます。なので歯医者さんにまかせっきりではなく、ある程度ご自身で勉強することも大事です。また、虫歯の治療では「削る=痛い」というイメージがありますが、最近では、3Mix-MP法などをはじめとした痛くない治療方法もあるので、それらも柔軟に治療方法として取り入れてみるのもいいかもしれません。